サムスンは米国時間2月20日、サンフランシスコで開催したイベントで「Galaxy S10」シリーズを正式に発表した。イベントで発表されたのは、「Galaxy S10e」「Galaxy S10」「Galaxy S10+」の3機種。3機種はすべて、新しい「Infinity-O」ディスプレイを搭載し、端末自体がワイヤレス充電パッドになる。
主力端末であるこの3機種に加えて、サムスンは、同社初の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」と初の5G対応スマホ「Galaxy S10 5G」も披露した。さらに、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」と、新しいフィットネス関連製品である「Galaxy Watch Active」と「Galaxy Fit」も発表された。
以下では、Galaxy S10シリーズに関する情報をまとめて紹介する。
Galaxy S10シリーズは3月8日発売予定で、予約注文は、米国東部標準時間2月21日午前12時1分に開始する。予約注文した端末は、3月8日から順次出荷される。Verizon、Sprint、T-Mobile、AT&T、Spectrum Mobile、US Cellular、Xfinity Mobileにおいて、3月8日から店頭販売が開始される。 Amazon、Best Buy、Costco、Sam's Club、Target、Walmartの各小売業者も、3月8日からGalaxy S10の販売を開始する。
Samsung.comと「Shop Samsung」アプリも、Galaxy S10をいち早く入手するために利用できるルートだ。
3月7日までに予約注文したユーザーには、Galaxy Budsが無料で提供される。
各機種の基本ストレージモデル(128Gバイト)のスタート価格は以下のとおり。
米国で販売されるGalaxy S10シリーズのカラーは、プリズムホワイト、プリズムブラック、プリズムブルー、フラミンゴピンクの4色。さらにGalaxy S10+には、その他にセラミックブラックとセラミックホワイトがある。
米国以外の地域では、プリズムグリーンとカナリヤイエローという色も提供される予定だ。
Galaxy S10シリーズには、端末の前面いっぱいに広がるInfinity-Oディスプレイが搭載されており、ディスプレイにはノッチの代わりに、パンチで開けたような小さな穴が前面カメラのために開けてある。
S10eの指紋センサーは、端末の側面にある。S10とS10 Plusでは、指紋センサーはディスプレイの下に埋め込まれている。
S10シリーズは、バッテリ残量が30%以上ならば、端末自体がワイヤレス充電パッドにもなる。つまり、この端末を使用して、互換性のあるウォッチやスマートフォン、あるいは同社の新しいワイヤレスイヤホンであるGalaxy Budsを充電することができる。自身を充電しながらワイヤレス充電器として他の端末を充電するのに使用することもできる。
S10とS10 Plusは、背面カメラをそれぞれ3基搭載する。追加のレンズのおかげで、超広角の写真撮影ができる。
サムスンが発表したGalaxy S10シリーズの公式スペックは以下の通り。
Galaxy S10e
Galaxy S10
Galaxy S10+
Galaxy S10の5G対応版であるGalaxy S10 5Gは、発売はまだ少し先だが、いくつかの情報が現時点で明らかになっている。まず、Verizon Wirelessが同端末を、2019年上半期のうちに期間限定で独占販売する予定だ。AT&T、Spectrum Mobile、Sprint、T-Mobile、Xfinity Mobileからも、2019年夏の間に販売が開始される見込みである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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